ウチの本棚と、そのまわり。

本で人生が変わった私の読書感想文

やりたくないことはやらなくていい

やりたくないことはやらなくていい

板垣雄吾

 


 

 

 

私がこの本を手に取ったのは、心が窮屈になり嫌なことを我慢して対価をもらうということに限界を感じていた、そんな時。

 

この本を、だれかに勧めたい。

そんな強い気持ちで記事を書いていきます!

 

 

 

 

 

やりたくないことはやらなくていい

 

タイトルを読むと、

 

それが出来たら苦労しないよ……

 

 

反射的に思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

わたしも、その1人でした。

 

 

でも、すごく惹き付けられる。

 

そんな世界があるのなら……

わたしが知らないだけだとしたら……

 

 

 

板垣さんという人物を本書で読んで知っていけば行くほど、本当に真っ直ぐでとても面白くて魅力的な人物。

 

 

 

 

自分のやりたくないこと、にしっかりと軸がありブレない。

 

 

やりたいこと、やれることに関してはどんな向かい風が来ても、最後まで諦めずに立ち向かう、

 

 

めちゃくちゃかっこいい人物。

 

 

 

 

そんな人が、やりたくないことはやらなくていいと仰っているのであれば、つべこべ言わずに素直に全て吸収してみたい。

 

 

 

 

この本が面白い理由

 


 

 

 

・やりたいことではなくやりたくないこと。

 

やりたいことよりも、やりたくないことの方がしっかり深堀して考えられるという。

 

やりたくないことがしっかり把握出来れば、やりたいことが明確に浮き上がってくる。

 

 

 

・10個書き出してみよう

 

まずは10個やりたくないことを書き出してみよう、と板垣さんは言う。

 

やりたくないことを書き出す時に、私は、でも常識的に……こんなこと書いたら……とノックがかかってしまうことがありました。

 

誰も見てないのに。

 

どれだけ思い込みの思考に縛られているか思い知らされました

 

そして、板垣さんはこうも言っています。

 

「やりたくないことをやらない。これはすごく勇気のいることだし、実際に「やらない」まで持っていくためにはかなりのエネルギーと根気を必要とする。環境を変え、自分自身を変え、何より周りの人の認識を変える必要もあるだろう。」

 

 

やりたくないことをやらない覚悟。

 

あなたはそれでも進みたいですか?

 

わたしは、進みたい。

 

 

 

・時間泥棒すな

 

さて、成功哲学やビジネス書籍などを読んでいると必ずと言っていいほど、出てくる時間泥棒的なお話。

 

人の1時間を簡単に奪っていくテイカーなひとたち。

 

時間という価値をしっかりと考えていない。

 

しかし、板垣さんは、

 

自分自身に対しても時間泥棒をしていないか?

と問うている。

 

 

自分自身に対してとはどういうことだろう?

 

詳しくは読んでみて振り返ってみていただきたいですが、

例えばやることは沢山あって、早く帰りたい時に、タクシーがあるのに、1000円やそこらのために長々とバスを待っている。

そんな時間も自分に対しての時間泥棒なのではないかと思います。

 

 

 

・人との繋がりの大切さ

 

遊び場は自分でつくれ。

そう教えてくれる板垣さん。訪問しやすく、寛ぎやすい、そんな場所をずっと意識されているよう。

 

たしかに、そういう場所があったらいいな、でも近くにないなと思うなら自分から勇気をだして、環境を整えたら人を招待してみるのも大切なことだと学びになりました。

 

自分から人の居場所を作る。人とのコミュニケーションが得意ではない私ですが、お招きすると思うと、わくわくしますね。

 

 

・常識に惑わされてはいけない

 

この本を読む前は、いわゆる、どこにでもある本だったりするのかと考えていた私ですが、とんでもなかった。

 

いかに自身が常識的に考えようと保険をかけていたか、目に見えて発見できたことと、

楽しむ過程を見せていただいたような気持ちになって、本当に楽しかった。

 

板垣さんという人物を人生を考え方をエネルギーを覗かせてもらえた。

本当に楽しかった!!!

 

 

この本はランチ1回分で変えてしまう値段だけど

それ以上の価値がある。

 

 

 

ちょっとアツすぎると思われてしまうかもしれないけど、この本は一家に1冊あってもいいと、本気で思っている。

 

 

 

だれかの苦手はだれかの得意。

 

 

 

 

心に希望と自分への可能性、未来への希望が貰えた、最高な1冊。

 

 

 

電子書籍でも読めます。